Clash精選 · クライアントと設定ガイド

Clashクライアントおすすめ・ダウンロード・設定ガイド

OSに合ったクライアントを選び、手順に沿ってサブスクリプションを読み込みましょう。マルチプラットフォームの選び方、ルール設定、日本語ガイドを確認できます。

  • mihomoカーネル
  • GPL-3.0
  • YAML設定

Clashの基本設定

まず、通信がどのようにカーネルへ届くかを把握し、ルールで接続先を決めましょう。クライアントは操作の入口、カーネルは設定を実行する部分です。画面が似ていても、すべての設定項目を共通で使えるとは限りません。

ルール分岐:通信先に応じて出口を選ぶ

ルールモードは日常利用に適しています。カーネルは設定順にドメイン、アドレス、ルールセットを照合し、該当した通信を指定の出口へ渡します。個別のドメインを先に、最後にフォールバックルールを置き、条件の広いルールが先に通信を捕捉しないようにします。問題を調べるときは接続ログを開き、実際に適用されたルールを確認してください。ブラウザーでページが開くかどうかだけでは判断できません。以下の例はDIRECTルールのみで、プロキシサーバーは含みません。プロキシ経由にする場合は、完全な設定内で対応するノードまたはプロキシグループを定義してから、ルールで参照してください。

rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,example.com,DIRECT
  - IP-CIDR,192.168.0.0/16,DIRECT,no-resolve
  - MATCH,DIRECT

システムプロキシ、プロキシモード、ポートを分けて考える

システムプロキシは、アプリからクライアントへ通信を送るかどうかを決めます。ルール、グローバル、DIRECTは、カーネルが受け取った通信をどう処理するかを決めます。混合ポートは、HTTPとSOCKS接続を受け付けるローカルの待ち受け口です。それぞれ役割が異なります。ブラウザーがシステムプロキシを使っていなければ、プロキシグループを切り替えても変化しないことがあります。ルールでDIRECTに指定された通信は、ノードを切り替えても出口が変わりません。原因を調べるときは入口から出口まで順に確認し、複数の設定を同時に変更しないようにしましょう。

画面の設定ウィンドウは静的なイメージです。7897は混合ポートの一般的な例で、すべてのクライアントで固定されているわけではありません。実際のポートは現在のクライアント設定を確認してください。ブラウザーなどのアプリにプロキシを手動設定する場合、アドレスは通常ローカルループバックで、ポートはクライアントと一致させます。ポートを変更したら、システムプロキシやアプリ内に個別保存されたプロキシ設定も確認してください。LAN共有には待ち受けアドレスとファイアウォールの設定も関係します。通常のローカル利用で、最初から共有を有効にする必要はありません。

プロキシグループ、DNS、TUNの応用設定を見る →

Clashクライアントのダウンロード

まずOSとCPUアーキテクチャを確認し、次に必要な機能で選びましょう。Clash Plusは、当サイトがマルチプラットフォーム向けに最初におすすめする選択肢です。デスクトップではClash Verge RevやFlClashなども比較できます。ダウンロードページにインストーラーの入手先と要件をまとめています。

Windows

ブラウザーや一般的なデスクトップアプリでは、まずシステムプロキシを使います。プロキシ設定に従わないアプリも通信を取り込む必要がある場合は、クライアントのサービス機能とTUNの権限を確認してください。Clash Plusを起点に、Clash Verge Rev、FlClash、Clash Nyanpasuの設定管理方法を比較できます。

インストール前にシステム設定でアーキテクチャを確認し、デスクトップ用インストーラーとカーネル単体のアーカイブを取り違えないようにしてください。旧Clash for Windowsはサポート終了済みのアーカイブ版です。移行前にサブスクリプション、ルール、スクリプトをバックアップし、新しいクライアントが従来の設定項目に対応しているか確認しましょう。

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macOS

「このMacについて」でApple SiliconかIntelかを確認し、対応するインストーラーを選びましょう。Clash Plus、Clash Verge Rev、FlClashを比較候補にできます。まずシステムプロキシでブラウザーの接続を確認し、TUNを使う場合は権限とルーティングも確認してください。

起動前に、OSが表示するアプリの入手元に関する警告を確認し、プロジェクトのリリース情報に従ってください。アプリを開くためだけにシステムの保護機能を恒常的に無効にしないでください。ClashX Metaを使っていた場合、ダウンロードページでアーカイブ版かどうか確認できます。移行時は古い画面のスイッチをすべて真似るのではなく、サブスクリプション形式、プロキシグループの選択、ローカルオーバーライドを確認しましょう。

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Android

モバイル端末では通常、システムのVPNインターフェースを使って通信を取り込み、初回接続時に許可が必要です。まずClash Plusを確認し、Clash Meta for AndroidやFlClashと比較できます。インストーラーは端末のアーキテクチャに合わせて選んでください。バックグラウンド動作はOSのバッテリー管理の影響も受けます。

スマートフォンにほかのVPNアプリが入っている場合は、現在どのアプリが接続を確立しているか確認してください。通信の取り合いをノードの障害と誤認することがあります。Surfboardもダウンロードページで紹介する選択肢ですが、設定形式はClash YAMLとは異なります。サブスクリプションをそのまま読み込めるかは提供元の形式を確認してください。URLの末尾だけで互換性を判断することはできません。

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iOS

まずClash Plusをおすすめします。ダウンロードページにApp Storeへのリンクと公式サイト clashplus.io を掲載しています。インストール後、既存のサブスクリプションを読み込み、アプリの案内に従ってVPN構成を許可してください。OSのVPNステータスは通信の取り込みが始まったことを示すだけで、サブスクリプション内のすべての出口に接続できることを保証するものではありません。

モバイル端末の権限モデルはデスクトップと異なるため、デスクトップの混合ポートやシステムプロキシの手順をそのまま使う必要はありません。検証時は、まず接続先が明確なページを開き、アプリの接続ログとプロキシグループの選択を確認してください。サブスクリプションの更新失敗と接続失敗は分けて対処します。前者はURLとサービスの状態を、後者はルールと出口を確認しましょう。

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Linux

デスクトップではClash Verge RevやFlClashから選び、ディストリビューションとパッケージ形式に合った方法でインストールします。デスクトップ環境によってシステムプロキシの対応状況は異なり、ターミナルのアプリがデスクトップのプロキシ設定を参照するとも限りません。環境変数、アプリごとのプロキシ設定、TUNがカバーする範囲をそれぞれ確認してください。

サーバーやルーターでは、mihomoカーネル単体での運用も検討できます。設定ファイルのパス、サービスの起動、権限、ログを自分で管理する必要があり、デスクトップ画面が代わりに処理してくれるわけではありません。まずフォアグラウンドで設定を読み込めることを確認し、その後サービス管理ツールに組み込みます。問題が起きたときは、何度も再インストールするより起動ログを保存しておくほうが役立ちます。

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Clashのクイックスタート

インストールしただけでは、接続の準備は完了していません。まず設定を読み込み、次に通信を取り込む方法を確認し、最後に接続ログで結果を検証しましょう。初回設定ではできるだけ初期値を保ち、一度に変更するのは一項目だけにしてください。

01 / 設定の入手

サブスクリプションを読み込み、設定を選択

クライアントのサブスクリプションまたは設定画面を開き、既存のサブスクリプションURLを貼り付けて保存し、ダウンロードが完了するまで待ちます。設定が一覧に表示されたら現在の設定として選択し、プロキシグループが正しく読み込まれているか確認してください。URLは信頼できる提供元から入手しましょう。クライアント自体が利用可能なプロキシサービスを生成することはありません。

ローカルのYAMLファイルを受け取った場合は、ファイルのインポート機能を使います。ダウンロードに失敗したら、URLが完全か、有効期限が切れていないか、返された内容が設定ファイルかを確認してください。ログインページやエラーページを設定ファイルとして読み込まないようにしましょう。インポート前に元ファイルを保存しておくと、元に戻せます。

02 / 通信の入口

ルールを選び、通信の取り込みを有効化

まずルールモードを選び、手動選択が必要なプロキシグループで利用可能な出口を指定します。デスクトップではシステムプロキシを有効にし、モバイルでは案内に従ってVPN接続を許可してください。特別な理由がなければ、LAN共有は無効のままにし、不要な待ち受けやアクセス範囲を増やさないようにしましょう。

アプリが接続一覧に表示されない場合は、システムプロキシを使わないアプリかどうかを確認してください。必要な場合に限りTUNを有効にし、管理者権限、クライアントのサービス、DNS設定を確認します。問題の切り分けにグローバルモードを一時的に使うことはできますが、すべての問題を解決する既定の方法として使わないでください。

03 / 接続の確認

接続を確認し、順番に原因を調べる

接続先のページを開きながらクライアントの接続ログを確認し、通信がカーネルに届いているか、想定したルールに一致したか、正しい出口が使われたかを確認します。遅延テストで分かるのは特定のテスト先への応答状況です。実際のページ閲覧、ダウンロード、会議アプリの使い心地の確認には代用できません。

接続に失敗した場合は、時刻、接続先、ログを記録し、サブスクリプションの読み込み、プロキシの入口、DNS、ルール、出口の順に確認します。クライアントを終了する前にシステムプロキシを無効にしてください。有効なままだと、停止したローカルポートへアプリが接続し続け、クライアント終了後もネットワークに接続できないことがあります。

詳しい使い方を見る →

Clashのオープンソースエコシステムと設定の入手元

クライアントを長く使えるか判断するには、公開コード、メンテナンス履歴、設定の動作を確認しましょう。プロジェクトの歴史、カーネルの実装、GUIクライアント、サブスクリプションサービスを区別し、ひとつの製品として混同しないことが大切です。

プロジェクトの歴史:旧名称と新しいメンテナンス系統

Clashのエコシステムはルールベースのプロキシを中心に発展し、複数のカーネル派生版やGUIクライアントが生まれました。元のClashプロジェクトや一部の初期クライアントがメンテナンスを終了した後も、継続中の派生版ではプロトコル対応、DNS、ルーティング機能が発展しています。mihomoはClash.Metaの技術路線を引き継いでいるため、資料にはClash、Clash Meta、mihomoなど複数の名称が登場します。手順を読むときは、まず対象のカーネルを確認し、設定項目が現在のクライアントでも使えるか判断してください。

古い手順のスクリーンショットは操作場所の参考にはなりますが、現在の機能対応を示すものではありません。クライアントのメニュー、サービスのインストール方法、既定のポートは変わっている場合があります。特にサポート終了ソフトから移行するときは、サブスクリプションの原本、ローカルルール、スクリプト、設定を個別にバックアップしてください。新しいクライアントで最低限の接続を確認してから、高度な機能を少しずつ戻すと、古い設定を一度に移して差分を追えなくなる事態を防げます。

カーネルの役割:通信処理とクライアントの操作画面

mihomoカーネルは設定の解析、ルールの照合、DNS処理、接続の確立を担います。GUIクライアントはインストール、サブスクリプション管理、システムプロキシ、操作画面を提供します。クライアントに特定のスイッチがあるかどうかと、カーネルが設定項目に対応しているかどうかは別の話です。デスクトップソフトでは高い権限が必要な機能をサービスプロセスで処理する場合があり、モバイル端末ではシステムのネットワーク拡張やVPNインターフェースに制限されます。

そのため、同じYAMLでもクライアントによって調整が必要な場合があります。カーネルの違いに加えて、クライアントによるDNS、ポート、TUN設定の上書きや、プロバイダーパスの解決方法も確認してください。原因を調べるときは、サブスクリプションの元ファイルだけでなく、最終的に適用された設定を確認します。問題を報告する際は、クライアント名、OS、通信の取り込み方法、関連する設定項目を伝えると、「Clashが使えない」とだけ伝えるより再現しやすくなります。

オープンソースコミュニティ:コードとドキュメントで動作を確認

mihomoはGPL-3.0ライセンスで公開されており、コード、Issue、リリース履歴はプロジェクトのリポジトリで確認できます。オープンソースライセンスはコードの利用や再配布に関する条件を定めるもので、すべてのサードパーティ製クライアントが同じライセンスを採用していることや、現在もメンテナンスされていることを保証するものではありません。設定項目を確認するときは、現行のカーネルドキュメントを参照してください。不具合が疑われる場合は、公開Issueに同様のケースがないか調べましょう。

当サイトでは、確認できないダウンロード数、評価、接続性能を掲載しません。おすすめはプラットフォーム、設定方法、利用目的をもとにしており、根拠のない統計で裏付けるものではありません。リポジトリの不具合報告をソフトウェアの品質ランキングとして扱うこともできません。端末、設定、ネットワーク環境はそれぞれ異なります。再現手順、ログの時系列、最小限の設定があれば、問題がカーネル、画面、サービス提供元のどこにあるか判断しやすくなります。

mihomoのプロジェクトリポジトリを見る →

更新のしくみ:ソフトウェア、サブスクリプション、ルールセットを個別に管理

ソフトウェアの更新ではクライアントやカーネルが変わり、サブスクリプションの更新ではノードや設定内容が変わります。ルールセットの更新では照合条件が変わります。これらは別の更新で、周期も同じとは限りません。アップグレード前に有効な設定とローカルオーバーライドを保存し、変更内容を確認してから、DNS、TUN、プロバイダーが引き続き想定どおり動くか確かめてください。サブスクリプション更新後にプロキシグループの選択肢が変わっても、クライアントのアップグレードが原因とは限りません。

サブスクリプションURLにはアカウントの認証情報が含まれることがあります。スクリーンショットやログを共有する前に、URL全体や機密項目を削除してください。問題を相談するときは、必要な設定部分だけを共有します。完全なサブスクリプションを公開Issueに投稿したり、他人の設定を確認せず既存の設定に上書きしたりしないでください。ルールが参照するプロキシグループ、プロバイダーファイル、スクリプトは一式そろっている必要があります。構文の一部をコピーするだけでは、動作する設定にはなりません。

mihomoのソースコードを入手

以下のコマンドはカーネルの調査や開発向けで、GUIクライアントのインストール手順ではありません。通常の利用ではダウンロードページへ進んでください。ビルドする場合は、リポジトリのドキュメントに従ってツールチェーンと対象アーキテクチャを準備します。

git clone https://github.com/MetaCubeX/mihomo.git

よくある用語:意味を確認してから設定を変更

ルールモードでは一部のサイトだけがプロキシ経由になりますか?実際の動作はモード名ではなく、現在のルールによって決まります。TUNを使うとすべての通信がプロキシ経由になりますか?TUNは通信を取り込みますが、出口はルールとプロキシグループによって決まります。ノードテストに応答があれば、実際のアプリも使えますか?テスト先と接続先は異なるため、実際の接続も確認が必要です。サブスクリプションと設定ファイルは同じものですか?サブスクリプションは設定内容を取得する方法で、返される内容は完全な設定の場合もノード一覧の場合もあります。用語をさらに確認するには用語早見表を参照してから、設定画面に戻って操作してください。

Clashの設定とトラブル対処の記事

クライアントの移行、ポート、通信の取り込みという具体的なケースを解説します。まず問題がどの層にあるかを特定してから対処し、ソフトの変更、ルールの編集、OSのネットワーク設定リセットを一度に行わないようにしましょう。